2024/01/16水素ガスでセラミック焼成に成功。化石燃料の代替。日刊工業新聞2023.7.27で記事に取り上げられました。
成田製陶所は、水素ガスを100%使用したセラミックスの焼成に成功した。
通常、LPガスで焼成している実際のアルミナ製品を新型水素用ガスバーナーと新型高温焼成用テスト炉を用いて焼成し、一定レベルで焼成できることを確認した。セラミックス製造工程の脱炭素につながる。
今回の実験での焼成温度は1600度C。焼成したアルミナ製品は、厚さ10ミリメートル、直径60ミリメートルのテストピースと業務用ガス給湯器の点火プラグ。
温度コントロールや焼成条件を変えることで焼成に成功した。
水素用ガスバーナーとテスト炉は、成田製陶所の子会社で工業用ガスバーナーや焼成炉を手がけるナリタテクノ(愛知県瀬戸市)と、セラミックスの製造販売や工業炉の設計施工を行うヨータイ(大阪府貝塚市)が共同で開発し、特許を出願している。
一般的にアルミナは高い温度帯で焼成するため、ガス炉を用いることが多い。カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の潮流を受け、成田製陶所は化石燃料を使用しているセラミックスの焼成工程に着目し、2023年1月ごろから水素での焼成実験を始めた。水素ガスを使用するためのインフラ整備が進んだ際に即応できるよう、今後も複数の焼成パターンや焼成温度で実験を重ねる予定だ。同社はセラミックス部品やガス燃焼機器を製造・販売し、ガス・石油用の点火プラグとフレームロッドでは国内で高シェアを握る。
日刊工業新聞 2023年07月27日
参考:https://newswitch.jp/image/37915
2024/01/12令和6年能登半島地震の被災者の皆様に対して、
このたびの石川県能登地方を震源とする能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方、そのご家族及び関係の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。
成田製陶所は日本赤十字社を通じて災害義援金の寄付させていただきました。
2023/11/01成田製陶所グループSBT認定
成田製陶所グループSBT認定:2022年度の進捗報告を掲載いたします。
2023/09/08成田製陶所グループ[SBT(Science Based Targets)] 認定を取得
弊社、成田製陶所を含む NARITA グループは、このたびSBT(Science Based Targets)の認定を取得いたしましたのでお知らせいたします。 SBT(Science-Based Targets、科学的根拠に基づく目標)は、気候変動問題に対処するための国際的な取り組みであり、パリ協定と連動しています。
企業が気候変動に対処するために設定する目標の一つです。SBT は、科学的な根拠に基づいて、5~10 年内に温室効果ガスの排出を削減するための数値目標を設定します。
これらの目標は、企業の活動に関連する温室効果ガスの排出を抑制し、気温上昇を抑えるために必要な取り組みを反映しています。
2021/02/01新製品 ジルコニアセラミックフォームを製品ラインナップに追加しました。
2019/07/31リニューアルオープン
成田製陶所 ホームページをリューアルいたしました。